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京都で生まれた音楽グループ「空中ループ」。

2012年、24分の長編楽曲「その光-for a long time-」と、同タイトルの映画作品を発表。ハンブルグ映画祭で上映。

2014年より、海辺のクラシックホール、プラネタリウム、老舗キャバレー跡、石炭倉庫跡、能楽堂など、特別な空間で行われるコンサートシリーズ「LOOP ECHO」を主催。

『世界中の空気を一変させる音楽』を作り出すべく、日々を邁進中。

※Photo by 大川晋児


>もっと空中ループを知る

空中ループ×馬杉雅喜(シネマズギックス)
映画「その光-for a long time-」に込められた想い(OTOTOY 2012.10)

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http://ototoy.jp/feature/index.php/2012100201

Recomend

長編作品「その光-for a long time-」に寄せて

・オオヤユウスケ/Polaris , ohana
過去と未来をつなぐ、決して終わることのない物語。深い闇を照らす、強く、まっすぐな光り。
ここから再びみんなの旅が始まるね。
・Bose/スチャダラパー
この曲を聴きながらクルマに乗って走っていたら、
あの映像の中にいたような2人の子供が、
ぼくのクルマと平行して全力で走っていた。
男の子が5メートルほどリードして軽快に走る。
デニムのミニスカートをなびかせながら、
華奢な女の子が全力で後を追う。
ちょっと待て、夜の9時過ぎに六本木通りの歩道を
あんな風に子供たちが全力で走っていたりするだろうか?
どうやら、この曲の持っている非現実なムードに引っ張られて、
目の前の風景が少しだけ歪んでしまったようだ。
いい音楽というのは、こんな風に、現実とどこか別の世界とを
地続きにしてしまうようなものなのではないかと、ぼくは思う。
・コトリンゴ 
空中ループの新作「その光」を、一足お先に聴かせていただきました。
音だけでもぶああっと広がって、ストーリーがあって、自分なりの風景を思い浮かべて聴いていました。
映像作品は、その音にぴたっとあった世界が繰り広げられるのだけど、
あの女の子の意味を、いろいろ考え込んでしまいました。
私の中の密かに嬉しかったのは、エンディングにに流れるメイキングでやっと女の子の笑っている顔が見れたこと!かわいかったなあ。
見終わった後、私たちの中でそれぞれの想いに溢れてしまうのだろうな、と思います。
なんとなく投げやりになってしまいそうな今だけど、
”その光”の中の、「きみと この地上に立っていることを たしかめるように」という言葉に心はがしっと掴まれて、
ぐいぐい手を引っ張っていってくれる、力強い音楽でした。
・小泉徹朗/スムルース
あれやこれやと考えたのです。けれども、もう、やめたのです。
聴き終えて、直後、十秒間、そのときの僕の心中を、ただそのままお伝えしようと思うのです。
「どうしよう。いっちゃうよ。こいつはついにいっちゃうよ。空中ループがいっちゃうよ。」
・土井コマキ/FM802DJ
空中ループはいつも光を感じさせてくれます。
まぶしい光、切ない光、暖かい光。
2011年3月以降、「光」という言葉を聞いて広がるイメージが、私はとても複雑になりました。
悲しみと希望。気付いたもの。失ったもの。
「その光-for a long time-」は、そんな全部がある光で、
たまらない気持ちになりました。
どこへ行くのか分からないけど、どこかに向かって進んでいく毎日。
今日が終わったら明日がやってくる、あたりまえの事がとても眩しく見える1曲です。
・野村雅夫/FM802DJ,ドーナッツクラブ
映像製作集団シネマズギックスの短編映画「その光」には、バンド空中ループの新曲「その光」のサウンドが貼り付いている。両者は、寄り添うというより、不可分に貼り付いている。
音楽は無声映画の伴奏のようでありながら、断じてそうではなく、映像はミュージックビデオのようでありながら、断じてそうではない…。定義しにくいのだけど、不思議に決して不満は感じない。要はそれが、「新しい」ということなのだろう。彼らのいうミュージックシネマのことだ。
それもこれも、音楽作品「その光」の強靭な映像喚起力の賜物だ。聴く者に「それぞれの光」を見せてくれるのだもの。映画にはならなくとも、確固たる意味付けはできずとも、僕らは曲を聴くことで、ちゃんと光とその熱を感じる。だからこそ、大作なのだ。長さの問題では決してない。
・はまのゆか(絵本作家)
深く胸に突き刺さるちりばめられたメッセージ。
音楽と映像が互いに新たなイメージを呼びおこし、
想像という名のキャンバスが拡大していきます。
兎の被り物をした颯太と少女が、
不器用に寄り添い、光へと歩む壮大な物語にどんどん引き込まれました。
・藤田琢己/J-WAVE TOKYO REAL-EYESナビゲーター
以前松井くんから聴かせてもらった曲たちがあって、
それらは既存の枠組みに収まらない表現音楽でした。
その時から、空中ループにはポップミュージックの枠を超えるような曲が
出てくるんじゃないかな、なんて想像していたんです。
そしてこの大作を発表するという報告を受けました。
聴いてみたら、いろんな情景が目の前に広がっていくような、
映像を音にしたような、それでいてあっという間に聴き進んでしまう20分。
すごく素敵な時間でした。映像もすごく自然に世界観に入り込めて、
素晴らしい作品です!
・AZU/ZIP-FM MUSIC NAVIGATOR
必要不可欠なもの。
それは、見えない力。
イコール、目には見えない空気。
イコール、生きるための酸素。
ワタシ、見えないものに生かされてる。
空中を漂う、見えないものに生かされてる。
ワタシ、目に見えるものだけを信じてしまいがち。
すべてに意味を付けようとしてしまいがち。
でも、ここにいるだけで、いいんだよね。
息をする。それだけで。
ワタシ、今、
この音楽を聴きながら、映像を見ながら、
深い深い呼吸をする。
・モリカゲマユミ(モリカゲシャツ)
いつもあったものが、いつも通りあることの「当然」なコト・モノ。
そう、「何か」がないと「当然」の奇跡に気がつかない。
何かが起こるたびに、祈り誓うけれどどうして忘れてしまうんだろ。
空中ループの音には、「当然」と「何か」が起こるあいだ=。。。がある。
何気なく
態とらしくない、そのあいだ=。。。
この映像音楽は、そのあいだ=。。。で空中ループを感じることができるんじゃないかな。
いつか何か(良いことも悪いことも)は起こるけれど、
自分にとって大切なモノ、
空中ループ「その光-for a long time-」は、それを気づかせてくれる力を持っている。
・西山逸成/le petit mec
童話や昔話のような、どこかヨーロッパの古い映画のようでもある。
それでいながら、枯れた草木や落ち葉、古びたコンクリート、
錆びた鉄や古い校舎、風の匂いさえも画面を通して感じる映像は、
間違いなく子供の頃にみた日本の原風景を想起させる。
そんな「幻想的な映像」というオブラートに包まれた彼らのメッセージは、
現在に生きる僕たちの胸を突く気がした。
彼らの音楽は自然と映像が目に浮かぶ。そんな彼らが今回、
表現方法として「映画」という形を取られたことは僕にとっては
必然のことに思えた。やはり僕にとっての空中ループは、
ミュージシャンというよりも「音楽家」なんだと改めて思った。
・山本啓/Nabowa
僕と全く同世代の彼ら。
同じ時代に産まれ、同じ時代を同じ年で生きているというのは
言わずとも通じ合うモノがたくさんある気がする。
今作を聴き、観させて頂いて、何だか空中ループの今後に対する決意みたいな物を感じた。
常に変化を繰り返しながらも大切な部分はひたすらまっすぐな彼らの作品。
うん、まるで強い光みたいな。この作品を打ち出した彼らが今、どんなライブをするんだろう。
たのしみです。
・坂本豪/Calmloop
当時「その光」をライブで聴いた時に出てきた言葉は「ありがとう」だった。
鳴り響くリフレインの導きに 懐かしい忘却の情景を想い 涙を誘った。
幾年の時を経て24分の作品として生まれ変わったのが感慨深く嬉しい。
従来のポップソングとして捉えると24分は重々しく感じるかもしれないが
過ぎ去った情景を繋ぐように作品と触れ合えば大切な時間になると思う。
自由な発想で作品をリリースする空中ループ。最高です。ありがとう。

2nd mini album「夜明け、光。」に寄せて

・オオヤユウスケ/Polaris , ohana
波のように広がるメロディー たゆたうように響きあう音楽 空中ループの音楽と僕の心の中にある記憶が気持ちいいハーモニーをたくさん奏でた そして僕たちをあらたな旅へ連れていってくれる 素晴らしい音楽だね!聴かせてくれてどうもありがとう!
・ミト/クラムボン
いいよ、このままいってみようぜ
・成山剛/sleepy.ab 
空中ループは色んな事を忘れさせてくれる。色んな事を思い出させてくれる。朝が来て日が暮れて夜がきてそんな当たり前の事が微笑ましくなって。もし思い出が悲しかったとしても、そんな事なかったように思わせてくれる。光が溢れたアルバムです。
・HARCO
カメラの露出をあげていくように、夜明けの光が街を包む。その光と建物のシルエットが反転して、この世界が消えてなくなってしまいそうなとき、その狭間に、彼らは立っているような気がした。待ちわびた朝にこのアルバムを。
・土井コマキ
なにかが終わる時、何かが始まるとき、私の手のひらには光る粒があります。とてもささやかな、光るひと粒です。最後のひと粒。最初のひと粒。だけどそれは無限に広がって、両手いっぱいに溢れていきます。空中ループを聴いていたら、ちょうどそんな光を感じました。ささやかなのに無限なのです。
・小泉徹朗/スムルース
新幹線に乗って高速移動をしている僕の耳に、イヤフォンコードをくぐって空中ループが高速でやってくる。ループして、ループして、ループする。いつしか高速は光速になる。僕も光速移動する。光は色であり、熱であり、速度であり、距離であり、闇であり、僕はそれらのすべてを手に入れることになる。そして、今日がおわるのと明日がくるのは違うことだと知る。夜明け、光。なんだ、それはここにあったんじゃないか。
・原田奈々(写真家)
ロケハンで京都市内を走りまわり、夜明けから夕暮れまで雨のパラつく中でのジャケット撮影。なかなかにハードな二日半だったというのに、撮影が終わったらそのまま運転して東京へ行き、翌日ライブをして帰ってくるという。なんとタフなこと!彼らはそんな頑張り屋で真面目な人たちなのです。
・chori/詩人
京都のバンド、という名乗りと、京都からのバンド、という実情とは、並んでいそうにみえて意外と遠いものだ。ともあれ、空中ループはそこまでやってきた。あいもかわらず川端通の渋滞につかまりながら、それでもその音楽は世田谷の団地や札幌や那覇のきみんちのドアをノックできる場所まで。多くのものを持てば持つほど、多くを背負ってしまいがちななかで、むしろ彼らは「音響ギターポップ」という、ひどくシンプルでいて正鵠を得た名前だけを求めた。ぼくはその勇気に敬意を表したい。これからも目一杯はらはらどきどきさせておくれよ。熱く、淡く、ほどけてゆくメロディーをずっと信じてる。
・大塚智昭/新宿ロフト店長
空中ループの新作はとても優しい音楽だった。聞いていると心地よく眠る一歩手前の状態になる。しかしよく聞くと実はとても熱い音楽だと思う。その世界に惹き込まれ、心に語りかけ涙腺を緩ませる。そんな音楽って素晴らしいと思う。
・高木智史(music UPユs編集部)
すごく自分の感情に同化してきた。でも人の感情ってひとつじゃない。楽しいモだったりメ悲しいモだったり。例えば言葉にできないようなフワフワしてたり、ギスギスしてたりノそんなものもある。それらの無数の感情がこの『夜明け、光』に全部詰まっている。そして朝の光を夢見させてくれる。もちろん良いメロディー、心地良い歌、音色も当然詰まっているが、空中ループの音楽は頭じゃなく心で聴くものだから、たぶん余計な言葉はいらないと思う。あぁ 明日が楽しみだモメ明日は何があるんだろう、最後にはそう思わせてくれるんだからそれでいいじゃない。希望っていう魔法みたいな力が湧いてくるようだ。
・小室浩/TOWER RECORDS新宿店
キラキとした粒立ちの良い一音一音が、透明感溢れる奥行きのある空間を紡ぎ出すサウンドは、時間と場所を選ぶことなく瞬時にアナタを音を楽しむ世界に誘う事でしょう。
・宮崎淳子/TOWER RECORDS京都店
あたたかみがあって優しい電子音と声が混ざり、空間に溶けて色を変え、体に染みてどこまでも飛べそうって思わせるくらいの、穏やかで柔らかな解放感に満ちています。これが音楽の力!どうやら京都だけのホープじゃないようです。
・望月慎之輔/TOWER RECORDS新宿店
夜が明けて朝日が昇るその瞬間の光。なんか全てが真っ白になるみたいな圧倒的な輝きが空中ループにはあると思うんです!明けない夜は無いんです!さぁ、みなさん空中ループの夜明けですよ!
・柴田拓也/TOWER RECORDS新宿店
優しく、はかない歌声ノくせになる心地良さと繊細さが共存する音響系サウンドノくせになる只今空中ループ中毒です。
・明石史/TOWER RECORDS神戸店
「小さな光」を聴いていたら、突然ドアの中でパカンと開いて少し楽になれた気がした。 そんな親密で、淡くて、涙が出そうなくらいやさしい音楽
・石川美加/TOWER RECORDS梅田NU茶屋町店
人を幸せな気持ちにすること。それは、生きていく上で一番難しいことなんじゃないかと思う。でも音楽とLIVEで幸せを与えてくれるバンドがいる。それが空中ループだ。そんなキレイな音楽をギスギスした自分では聴きたくない。だけど、そんな時にこそ、彼らの音楽を求めてしまう。すごいね空中ループ。いつもたくさんの幸せをありがとう。
・村上慶子/TOWER RECORDS梅田大阪マルビル店
ゆらめき きらめき ざわめき ときめき。リズムに乗っかっていろんな光が降ってくるんだもん。すぐさま身を委ねちゃいました。この感覚をループして日々をループ。めきめき。と音をたてやってくる空中ループのオンガクの光がみなさまにも降り注ぎますように。。

1st mini album「LOOP ON LIFE」に寄せて

・オオヤユウスケ/Polaris , ohana
飛行機の中で世界中の誰よりも早い朝を迎え、静かな水平線をみつめているような、のびやかで心地よくて素敵な音楽。どうぞみなさん、空中くん(勝手にそう呼んでます!)のことをよろしくお願いします。
・小泉徹朗/スムルース
空中ループがやってきた、ワァ、ワァ、ワァ。僕の部屋に、5日前。彼はあやしい笑みを顔面にループさせて、僕のだしたインスタントコーヒーを褒め、マイケルジャクソンのビデオを鑑賞し、一枚のコンパクトディスクを残して、去っていった。いま僕はひとり部屋にいて、流れているのは『LOOP ON LIFE』。この部屋に流れたのは10回目か、11回目か、12回目か。素敵な音楽というのは、そういうことだ。ループオンライフがやってくる、ワァ、ワァ、ワァ。あなたに、いま。(蛇足の解説 ワァ=輪=ループ)
・渡辺弘子/下北沢ハイラインレコード店長 
空回った日常の中で、彼らの音楽が今日もループする。綺麗な言葉を並べるより、ただ一聴して感じるリアルが彼らそのもののだったりするような気がする。いや、良いっすね~。
・茂山童司/狂言師 
空中ループは大切なものを二つ持っている。荒れ狂うロックの精神とでもいうべきものと、それを暴走寸前で防ぐ音楽センスだ。激しいが心地よい。荒削りだが美しい。そんな相反するチカラを使いながら日々螺旋階段をループしてゆく。上がってゆく。これはその彼らの軌道上にある一つの到達点である。難く考えずとにかく「空中ループを聴け!」
・chori/詩人 , VOXhallブッキングマネージャー
「愛してる」と言ったからといって決して額面どおり伝わるわけじゃない。むしろ、ほんとうにひとを動かすものはぶかっこうでひどく字余りだったりする。空中ループという音楽には、ちゃんとごはんを食べてちゃんとセックスをしてちゃんとねむっているひとのつくる手ざわりがある。愛すべき「余計だよ、それ」にあふれていて、だからぼくはうれしくなってしまう。限られた誰かにしか届かないうたはもういらない。生活という現実のうえで、ぼくらはきっと幸福な出会いができるはずだ。ひとまわりしたら、たしかに世界が変わるよ。
・高木智史/music up’s 編集部 
朝起きて、会社や学校などという社会へ出向き、夜、帰宅し、眠りにつく。人はこういう繰り返しの中で生きている。そんな日々のループの中にある日常を音として描く空中ループ。彼らの2ndミニアルバムがリリースとなる。彼らの音楽の魅力は空想と現実を行き来しているところにあるのではないか。つまり、電子音やチェロ、ピアノなどのさまざまな音楽を駆使した豊かな音色に聴く者はどこか現実とは違う空想の世界を想像することができる。また、歌詞では、フィクションの物語の世界を描きながらも、ふと、繊細な情景描写の言葉ひとつひとつが聴く者自らの生きる環境に置き換えることができ、そこに現実を感じる。そんなループを繰り返し、引き込む魔法のような6曲が今作には詰まっている。そして今作を聴いて本当に驚き、うれしくなった。これまでの彼らの音楽は松井省悟の自己の中でループしていた世界に引き込まれ、それが聴く者は心地良かったのだが、今作は違う。そのループが外に放射状に伸びていっている感覚を受けた。あくまで感覚なので、そこから先を突っ込まれると苦しいのだが、独自の深淵な音像と大衆性を感じるメロディーや歌詞が絶妙に合わさり、空中ループにとって、ひとつの殻を破ったものとなった印象を受けたのだ。彼らの“この国(日本)を変える、音楽の一端を担う”という大志がここにきて現実味を帯びてきたのかもしれない。
・スムルース/小泉徹朗
空中ループの曲はいつも無限を感じさせる。ループしている。それはきっと彼が彼のなかで彼自身をループさせ続けているからだ。普通の人間がそんなことを続けていたらすぐに参ってどうにかなってしまうところだけれど、彼は怪物か宇宙人かよっぽどの天才かよっぽどのアホなので、それをなんなくやってのける。おかげで僕たちリスナーはそのループの輪の中で、ただ溺れて快楽に身をまかせていればよい。なんて素敵なのでしょう。彼はずるい。ははは、まったくもって腹が立つ。
・chori/詩人
ジャンルなんて関係ないのさ。 そう言えるアーティストはそうそう多くないけれど 空中ループの音楽、うた、ことばは特別だとおもう。 人間性も含めて、ここには生活の切実さ、はかなさと 空想の力強さ、いとおしさが循環している。 そんな音楽。
・高木智史/musicUP`s 編集部※携帯サイトmusic domeより抜粋
空中ループの描く音世界は、単なるギターロックのそれと違い、一曲一曲異なる世界観をみせる。様々な音色を駆使し、聴く者を豊穣な音の空間に引き込み、ひとつひとつの音、声がこんなにも温かいものなのかと思わせてくれる。この先、東京でも大きく広がる空中ループの世界を是非見たい。
・voyager/写真家
彼のステージは、私の知る限り「静」から「動」へと少しずつ加速し、終盤、一気に激しさを加速させて最後に静けさを迎える。ドラマとはたいがいこうした構成を持つのであろうが、「空中ループ」のステージはあまりに無理がなく、気持ちがいいほど自然に流れ進んでいく。歌と演奏に合わせて展開されるパフォーマンスは、まるで美しい有機体だった。