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「映画 その光-for a long time-」予告編

映画製作日記 http://kuuchuuloop.net/sonoblog/


「その光-for a long time-」に寄せて

大谷友介[オオヤユウスケ](Polaris、SPENCER、サウンドプロデューサー)

過去と未来をつなぐ、決して終わることのない物語。
深い闇を照らす、強く、まっすぐな光り。

ここから再びみんなの旅が始まるね。

Polaris WEBサイト

Bose(スチャダラパー)

この曲を聴きながらクルマに乗って走っていたら、
あの映像の中にいたような2人の子供が、
ぼくのクルマと平行して全力で走っていた。
男の子が5メートルほどリードして軽快に走る。
デニムのミニスカートをなびかせながら、
華奢な女の子が全力で後を追う。
ちょっと待て、夜の9時過ぎに六本木通りの歩道を
あんな風に子供たちが全力で走っていたりするだろうか?
どうやら、この曲の持っている非現実なムードに引っ張られて、
目の前の風景が少しだけ歪んでしまったようだ。
いい音楽というのは、こんな風に、現実とどこか別の世界とを
地続きにしてしまうようなものなのではないかと、ぼくは思う。

スチャダラパー WEBサイト

モリカゲマユミ(モリカゲシャツ)

いつもあったものが、いつも通りあることの「当然」なコト・モノ。
そう、「何か」がないと「当然」の奇跡に気がつかない。
何かが起こるたびに、祈り誓うけれどどうして忘れてしまうんだろ。

空中ループの音には、「当然」と「何か」が起こるあいだ=。。。がある。
何気なく
態とらしくない、そのあいだ=。。。

この映像音楽は、そのあいだ=。。。で空中ループを感じることができるんじゃないかな。

いつか何か(良いことも悪いことも)は起こるけれど、
自分にとって大切なモノ、
空中ループ「その光-for a long time-」は、それを気づかせてくれる力を持っている。

モリカゲシャツ WEBサイト

AZUSA(ZIP-FM MUSIC NAVIGATOR)

必要不可欠なもの。
それは、見えない力。
イコール、目には見えない空気。
イコール、生きるための酸素。
ワタシ、見えないものに生かされてる。
空中を漂う、見えないものに生かされてる。
ワタシ、目に見えるものだけを信じてしまいがち。
すべてに意味を付けようとしてしまいがち。
でも、ここにいるだけで、いいんだよね。
息をする。それだけで。
ワタシ、今、
この音楽を聴きながら、映像を見ながら、
深い深い呼吸をする。

ZIP-FM Find Out

はまのゆか(絵本作家・イラストレーター)

深く胸に突き刺さるちりばめられたメッセージ。
音楽と映像が互いに新たなイメージを呼びおこし、
想像という名のキャンバスが拡大していきます。
兎の被り物をした颯太と少女が、
不器用に寄り添い、光へと歩む壮大な物語にどんどん引き込まれました。

はまのゆか WEBサイト

藤田琢己(J-WAVE TOKYO REAL-EYESナビゲーター)

以前松井くんから聴かせてもらった曲たちがあって、
それらは既存の枠組みに収まらない表現音楽でした。
その時から、空中ループにはポップミュージックの枠を超えるような曲が
出てくるんじゃないかな、なんて想像していたんです。

そしてこの大作を発表するという報告を受けました。
聴いてみたら、いろんな情景が目の前に広がっていくような、
映像を音にしたような、それでいてあっという間に聴き進んでしまう20分。
すごく素敵な時間でした。映像もすごく自然に世界観に入り込めて、
素晴らしい作品です!

藤田琢己 WEBサイト

坂本豪 (Calmloop)

当時「その光」をライブで聴いた時に出てきた言葉は「ありがとう」だった。
鳴り響くリフレインの導きに 懐かしい忘却の情景を想い 涙を誘った。
幾年の時を経て24分の作品として生まれ変わったのが感慨深く嬉しい。
従来のポップソングとして捉えると24分は重々しく感じるかもしれないが
過ぎ去った情景を繋ぐように作品と触れ合えば大切な時間になると思う。
自由な発想で作品をリリースする空中ループ。最高です。ありがとう。

Calmloop WEBサイト

西山逸成(le petit mec)

童話や昔話のような、どこかヨーロッパの古い映画のようでもある。
それでいながら、枯れた草木や落ち葉、古びたコンクリート、
錆びた鉄や古い校舎、風の匂いさえも画面を通して感じる映像は、
間違いなく子供の頃にみた日本の原風景を想起させる。
そんな「幻想的な映像」というオブラートに包まれた彼らのメッセージは、
現在に生きる僕たちの胸を突く気がした。

彼らの音楽は自然と映像が目に浮かぶ。そんな彼らが今回、
表現方法として「映画」という形を取られたことは僕にとっては
必然のことに思えた。やはり僕にとっての空中ループは、
ミュージシャンというよりも「音楽家」なんだと改めて思った。

le petit mec

小泉徹朗(スムルース)

あれやこれやと考えたのです。けれども、もう、やめたのです。
聴き終えて、直後、十秒間、そのときの僕の心中を、ただそのままお伝えしようと思うのです。
「どうしよう。いっちゃうよ。こいつはついにいっちゃうよ。空中ループがいっちゃうよ。」

スムルース WEBサイト

コトリンゴ

空中ループの新作「その光」を、一足お先に聴かせていただきました。
音だけでもぶああっと広がって、ストーリーがあって、自分なりの風景を思い浮かべて聴いていました。
映像作品は、その音にぴたっとあった世界が繰り広げられるのだけど、
あの女の子の意味を、いろいろ考え込んでしまいました。
私の中の密かに嬉しかったのは、エンディングにに流れるメイキングでやっと女の子の笑っている顔が見れたこと!かわいかったなあ。
見終わった後、私たちの中でそれぞれの想いに溢れてしまうのだろうな、と思います。
なんとなく投げやりになってしまいそうな今だけど、
”その光”の中の、「きみと この地上に立っていることを たしかめるように」という言葉に心はがしっと掴まれて、
ぐいぐい手を引っ張っていってくれる、力強い音楽でした。

コトリンゴ WEBサイト

土井コマキ

空中ループはいつも光を感じさせてくれます。
まぶしい光、切ない光、暖かい光。
2011年3月以降、「光」という言葉を聞いて広がるイメージが、私はとても複雑になりました。
悲しみと希望。気付いたもの。失ったもの。
「その光-for a long time-」は、そんな全部がある光で、
たまらない気持ちになりました。
どこへ行くのか分からないけど、どこかに向かって進んでいく毎日。
今日が終わったら明日がやってくる、あたりまえの事がとても眩しく見える1曲です。

土井コマキ WEBサイト

野村雅夫(FM802DJ/ドーナッツクラブ)

映像製作集団シネマズギックスの短編映画「その光」には、バンド空中ループの新曲「その光」のサウンドが貼り付いている。両者は、寄り添うというより、不可分に貼り付いている。

音楽は無声映画の伴奏のようでありながら、断じてそうではなく、映像はミュージックビデオのようでありながら、断じてそうではない…。定義しにくいのだけど、不思議に決して不満は感じない。要はそれが、「新しい」ということなのだろう。彼らのいうミュージックシネマのことだ。

それもこれも、音楽作品「その光」の強靭な映像喚起力の賜物だ。聴く者に「それぞれの光」を見せてくれるのだもの。映画にはならなくとも、確固たる意味付けはできずとも、僕らは曲を聴くことで、ちゃんと光とその熱を感じる。だからこそ、大作なのだ。長さの問題では決してない。

ドーナッツクラブ blog

山本啓(Nabowa)

僕と全く同世代の彼ら。
同じ時代に産まれ、同じ時代を同じ年で生きているというのは
言わずとも通じ合うモノがたくさんある気がする。
今作を聴き、観させて頂いて、何だか空中ループの今後に対する決意みたいな物を感じた。
常に変化を繰り返しながらも大切な部分はひたすらまっすぐな彼らの作品。
うん、まるで強い光みたいな。この作品を打ち出した彼らが今、どんなライブをするんだろう。
たのしみです。

Nabowa WEBサイト

全国のCDショップにて絶賛展開中!(写真は一部の店舗様です)

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※写真掲載店
<TOWER RECORDS>京都店、梅田NU茶屋町店、梅田マルビル店、難波店、神戸店、名古屋熱田AEON MALL店、名古屋パルコ店、名古屋近鉄パッセ店、横浜店、新宿店、渋谷店、吉祥寺店、秋葉原店、池袋店

<HMV>カナート洛北店、西宮ガーデンズ店、名古屋栄店

JEUGIA三条本店、ヴィレッジヴァンガード新京極店、HOOK UP RECORDS

OTOTOYにて空中ループ×馬杉雅喜(シネマズギックス)対談


新作について、たっぷりと対談しました。必見です。是非ともご覧下さい。

映画「その光-for a long time-」に込めた想い

http://ototoy.jp/feature/index.php/2012100201

<作品情報>

omote1-poster.jpg「その光-for a long time-」

収録曲
CD
1.その光-for a long time-(24分)
2.夢の続きを(5分)※映画エンディングテーマ
DVD
1.映画 その光-for a long time-(本編24分)

発売日 2012.10.3
定価 1,680円(2枚組/品番DQC-961)
Produced by 大谷友介(Polaris,SPENCER)
Illustration 中村至宏
発売元 transloop(自主レーベル)

全国CDショップ店頭
TOWER RECORDSHMVTSUTAYAamazon 各WEBサイトでも好評販売中


<先着購入特典>

空中ループ LIVE at.京都VOXhall
スペシャルCD-R(海鳥 -LIVE ver.- 収録)

※先着限定特典となりますので、ご予約でのご購入をおすすめ致します。

特典対象店舗

<タワーレコード>
札幌店、新宿店、渋谷店、池袋店、秋葉原店、横浜モアーズ店、名古屋パッセ店、名古屋パルコ店、熱田店、京都店、梅田NU茶屋町店、梅田マルビル店、難波店、神戸店、広島店、福岡店
<HMV>
京都カナート洛北店、阪急西宮ガーデンズ店、HMVオンラインショップ
<JEUGIA>
三条本店


<TOWERRECORDS インストアライブ>

大阪編 10/27(土)
at.タワーレコード梅田NU茶屋町店 17:00〜

東京編 10/28(日)
at.タワーレコード新宿店 16:00〜

名古屋編 11/10(土)
at.タワーレコード名古屋パルコ店 14:00〜


詳細はライブページ

新作「その光-for a long time-」好評配信販売中!
配信限定特典は、ボーカル松井による映画密着フォトレポート!


OTOTOY(映像データ)OTOTOY(音データ)CINRA(音データ)CINRA(映像データ)iTunes※音データのみ配信

<LIVE情報>

空中ループ 「その光-for a long time-」発売記念公演行脚

名古屋公演
10/6(土)@名古屋クラブロックンロール

w/ 空中ループ,the ARROWS,(O.A)eito
open17:30/start18:00
adv¥2,300/door¥2,800+1drink¥500

チケット発売中!
各バンドサイト、ライブハウスにて。

東京公演
11/25(日) @渋谷LUSH

w/ 空中ループ、the ARROWS(2マン公演)
open18:00/start18:30
adv¥2,500/door¥3,000+1drink¥500

チケット一般発売 9/29(土)am10:00〜
e+ http://eplus.jp/
LAWSON http://l-tike.com/ [Lコード:73798]

ツアーファイナル、近日発表予定!


<作品内容>

【音楽disc】

CD
1.その光-for a long time-(24分)
2.夢の続きを(5分)※映画エンディングテーマ曲

Sound produced By オオヤユウスケ(Polaris,Ohana,SPENCER)

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▼長編楽曲「その光-for a long time-」メンバーによるセルフライナーノーツ

森勇太(Bass,Guitar)編

この1st mini Albumに収録されている曲、「その光」をリアレンジする話が持ち上がった時、思いの外、すぐにビジョンが見えた。それも、20分を超える長尺で。
アレンジメントの大枠は、その日の内にすぐ出来上がった。多分、色々な事を考えて内に閉じこもっていた時期だったからだと思う。自分を照らしてくれる何かを、自分達が愛してやまない曲に求めたんだと思う。

 「光はすべてを、それ、たらしめる。」

 光は遍くすべてを照らし、そしてたくさんの陰を産む。でも、太陽の光がそうであるように、時間と共に色んな場所を照らして欲しい。
 全ての人が光で照らされますように。例えそれが、どんなに小さな光であっても。願わくば、この曲が、色んな人のそういった光になる事を願って。

祇園祭も終わり、益々蒸し暑い京都にて

和田直樹(Guitar,Programming)編

 2008年に発表された、『その光』。約4年間、この楽曲はライブで演奏され続け成長し24分の超大作となって生まれ変わりました。
 すべてのエネルギーを注いで出来た『その光-for a long time-』。X JAPANの『ART OF LIFE』や、LUNA SEA『THE ONE』に匹敵するくらいの超大作です。僕たち空中ループの半生そのものです。

 すべてのエネルギーを集中させて聴いて下さい。聴くたびに何か新しい発見があると思います。

佐藤香里(Drums,Percussion)編


この曲『その光』は、ライブでずっとずっとやり続けている曲。
ずっとずっと育ててきた、大事な曲。
 この曲を演奏している時、涙が出そうになる時がよくある。
分かりやすいコール&レスポンスなんてないけど、自分たちの気持ち、聴いてくれているお客さんの気持ちがダイレクトに伝わってくる曲。

 音を聴いてるだけで、景色が見えてくるって本当に素晴らしい事だと思うんです。
この曲はそんな曲。
 想像力が広がる、頭の中の思考が動き続けるイメージ。
でも気持ちよくて、この音の中に浸っていたい曲。

 何回も何回も聴きたくなる。

 聴いてくれた人たちと、この曲のイメージや景色を話してみたいなって思います。

松井省悟(Vocal,Guitar,Piano,Programming)編


 はじめ20分あまりのデモを聴いたとき、長さを感じずすんなりあっという間に聴けたので、これは良いなと思いました。
 そこに大好きな弦楽四重奏のアレンジとピアノソロを入れ、最後は転調して聖歌隊コーラスを入れてのエンディング。光が満ちていくイメージです。
 一音一音がシビアに記録されていくレコーディングは、想像を絶する厳しさでした。やっぱり無謀な挑戦だったか、とも思った瞬間もありましたが、オオヤさんとテックの梅澤さんがバンドのポテンシャルを引き上げてくれて、完走。24分通して、腰の動くリズムのグルーブを目指しました。
 途中はスタジオにいた全員で、ドラムやらティンパレスやらを叩きまくってポリリズム的なアプローチをしているところも聴き所です。あとは、弦楽からピアノソロの部分で、音楽とそれを聴いている場所の(部屋だとか、自転車に乗りながらだとか)環境音がハーモニーするところも良いです。

 「夢の続きを」は、僕が2011年夏、仲間と東北にボランティアに行ったときに感じたことを歌っています。
 40人ほどの仲間で、感じたことをノートに書き記し、そこからひとつひとつ言葉を選び、自分の言葉を足しながら完成させました。
 広大な範囲に及ぶ「被災地」をすべて捉えることは出来ないかもしれないけれど、「あの町のあの人」に意識が広がったとき、それは「他人事」ではなくなってくる。
 この曲を、個人的なソロ作品としてではなく、バンドのメンバーと作り上げられたことを誇りに思います。



【映画disc】

DVD
1.映画 その光-for a long time-(本編24分)

24分19秒の交響詩に、美しい映像と毒のある風刺描写を巻き込んだミュージックシネマ。
映像制作集団シネマズギックスと空中ループが織り成す、全く新しい映像作品。

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映画製作日記、絶賛更新中!ブログページ

撮影現場の様子、出演者スタッフからのコメントなどなど!是非ご覧ください。

▼映画ストーリー

「白い兎が誘う、人の気配の無い世界。少年が出会ったものは…」


美しい田園風景が残る田舎町。颯太はいつものように小学校の帰り道、友人と山の麓の神社で遊んでいた。
その日、颯太は林の中で兎の被り物を発見する。おもむろにその被り物を被った瞬間、世界は一変し、颯太は見知らぬ町へ飛ばされる。そこは人の気配の無い荒廃した町だった。
そこへ現れる同じ兎の被り物をした謎の少女。颯太は彼女に導かれるようにその町を駆け巡る。
その中で訪れた古びた劇場。そこに満ちている妖し気な光と、白仮面の人々。颯太と少女はその中で起こる騒動に巻き込まれていき…
24分19秒の交響詩に、美しい映像と毒のある風刺描写を巻き込んだミュージックシネマ。映像制作集団シネマズギックスと空中ループが織り成す、全く新しい映像作品。

出演 : 坂本大星、森本あかり、林真斗火、中嶋久美子、今池由佳、宝本夢子、西村祐沙、ネコ・ザ・メタボ

監督 : 馬杉雅喜

▼今作に寄せて by 空中ループ

これまで、自分達の音楽を通して、聴く人に、何らかのイメージを想起させたい、
風景を浮かび上がらせたい、という気持ちがありました。
その情景に触れた時、優しくなれたり、力強くなれたり、様々な心の動きが生まれると思っています。

今回、その光という楽曲を、長尺の新しい表現に創りなおした結果、
これに実際に風景、イメージをつけてみたらどうなるのであろうか?
つまり、映像とリンクした楽曲にしたらどうなるのかという所に行き着きました。

この曲は24分を超える曲です。所謂、ミュージックビデオというよりは、
一つの映画作品になりえるのではないか、と思ったのです。

冒頭に述べたように、聴く人のイメージを膨らませて欲しい。
ですので、今回の作品も、視覚として具体化された作品と言えど、音、映像共に、
皆さんそれぞれの内なる世界に、新たな情景を見つけてもらえる作品だと思います。
ー空中ループ